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人事考課

介護部門統括部における人事考課とは

医療法人いちえ会介護部門統括部として行う人事考課制度は、職員の資質向上のために医療法人いちえ会の職員として、「人を大切にする」上で特に必要とされる資質を明確に示し、職員一人一人がその資質に沿うことを目標とし、定期的に上司との面談を重ねながら、目標達成のために意識的、能動的に努力することによって、職員の能力開発や能力向上を図ることを目的とする、独自の制度です。
また、職員の資質向上によって、ご利用者様へのサービスの質の向上に繋げることも目的としています。

令和2年7月から、経営者と職員の価値観を一層あわせていくために、人事考課項目を大きく改定しました。
医療法人いちえ会介護部門統括部の職員は全員、人を大切にすることが求められています。どのような考え方や行動が人を大事にすることに繋がるかが明確にわかるように考課項目に示すこととしました。
さらに、役職者は職員も大事にし、組織風土を作る責務を担うことから、トップダウンで人を動かし疲弊させるのではなく、年齢、職種、性別、経験、知識に関係なく役職者自ら「人を動かす人になる」ために必要となるスキルが身につくように、役職者としての心得も考課項目としました。
また、考課項目の改定に伴い、改定はしたものの運用が出来ないという事態にならないよう、各施設長や管理者と考案しながら実際の運用に繋げております。

活用

人事考課は、次の各号に掲げる人事管理の領域を有効に活用しなければならない。
 1)職員の能力・適性を的確に把握し、長所を伸ばし短所を是正して法人の求める職員の資質に
   沿うような人材を育成する。
 2)職員に対し期待される職員像として、モラルを向上させるとともに自己啓発の推進を図る。
 3)能力と業績を基準とした実力主義を柱とし、昇進・昇格・配置・異動等の人事管理を公正に
   行う。
 4)公正かつ適正な賃金等の支給、成果の配分を行う。
 5)人事考課制度の計画的かつ適正な運用管理により、法人が必要とする人材の開発および
   施設及び事業所の体質強化を図る。
 6)考課対象外である非常勤職員等に対し、法人の考えや求める職員の資質を伝える為に、
   所属長の判断により考課票を提出させ、面談を行うことが出来るものとする。
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